Oji’s 備忘録的 Diary

日々の読書からの備忘録です。

2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

植物と昆虫の戦い

植物と昆虫の戦い。 大部分の植物は、昆虫に対する防御物質を持っている。 現在我々が食べている農作物の多くは改良により そういった物質を減らしているが 野山に自生する大部分の植物は 我々にとって有毒であったり、 臭いがきつく食べられなかったりする…

昆虫の多様性

現在知られている昆虫の種類は百万種を超え、 既知の全生物の半数以上を占める。 昆虫は動物の一群、節足動物門 昆虫網という 分類に含められる。 地球上は昆虫だらけ。 体の特徴は大きく 「頭部」「胸部」「腹部」の3パートに分かれ、 足は6本である。 昆…

ガウディの最期

初期のガウディの建築は 現在目にする有名なものとは違い、もう少しシンプルなものであった。 サグラダ・ファミリア主任建築家の傍ら ほかの建物の建築にも携わったガウディ。 その人生は順調かのようにみえるが 実際には種々の挫折を味わっていたようである…

アントニオ・ガウディ

1900年前後、スペインが生んだ3人の天才画家がいる。 ピカソ、ミロ、ダリ。 いずれもカタルーニャを通って世界に旅立っている。 ミロはバルセロナ出身、 ダリはバルセロナから車から2時間ほどのフィゲラス という街、 ピカソはマラガで生まれたが14歳の時に…

サグラダ・ファミリア3

ガウディが弟子たちに残した重要な言葉の一つに 「人間はなにも創造しない。ただ発見するだけである。 新しい作品のために自然の秩序を求める建築家は、 神の創造に寄与する。 ゆえに独創とは、創造の起源に還ることである」 というものがある。 ガウディは…

サグラダ・ファミリア2

サグラダ・ファミリアは 7.5メートルと17.5メートルという数字が基準となり 寸法が決められている。 柱の間隔、大きさ、高さが それらの倍数となっている。 7.5メートルとは カタルーニャ地方では古くから歩測で距離を測るとき 1歩分をカーニャと呼び、75セ…

サグラダ・ファミリア1

アントニオ・ガウディ。 もっとも有名な建築物は、やはり サグラダ・ファミリア(聖家族贖罪聖堂)である。 サグラダ・ファミリア建設の主任建築家としては 実はガウディは二代目にあたる。 教会は未だに建築中であるが 初代建築家の描いた図面のまま建設さ…

恐竜のタンパク質

2005年、ティラノサウルス・レックスの化石から 血管や細胞が見つかったとの発表があった。 約6,800年前の化石、 この化石の鉱物部分をEDTAという薬品で溶かすと 中から数ミリの有機物の塊が得られた。 顕微鏡で調べると管状の構造と丸い赤血球のようなもの…