アールデコとは

アールデコ1920年から1930年頃

二つの世界大戦の間に主流をなした。

造形形式の総称であるが、定着し始めるのは

1960年代の半ば以降である。

 

この名前は1925年にパリで行われた

現代装飾芸術・工業美術国際博覧会にちなむ。


この博覧会の名称の一部、装飾芸術 アールデコラティフが短くされ

アールデコとなった。


このアールデコが、今日用いられる造形様式の名前となったのは

1966年のパリにて

1925年に行われたパリ博を回顧しつつその重要性を取り上げた、

25年代展が開催されてからである。

 

アールヌーボーアールデコ

名前は似ているが直接の因果関係はない 。

 

30年ほどを隔てて流行した2つの様式は

新しい造形を模索した近代運動の「始まり」と「終わり」

に位置している。


アールデコは直線的、無機的、幾何学的、対称的、立体的である。

アールヌーボーは細部造形は平面的であるが、建物としては立体的。

 

アールデコは細部は立体的造形ではあるが

建物としては平面的ともいえる。

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アールデコ建築の特徴」

アールデコ建築は主に鉄筋コンクリート造、

仕上げはタイル張りが多く

白いペイント塗りに一部タイルを張ったものもある。

 

左右対称のファサード円柱、八角柱、コーニス、水平連続窓、

隅窓、円窓、楕円窓、八角形の窓など、

入り口周りにレリーフがしばしば見られたり、

デ・ステイル風の直線の組み合わせによる造形が見られる。