チンパンジーは木の上にベッドを作るが

住んでいる地域に捕食者がいない場合は

木の上だけではなく

地面の上にベッドを作ることもあるそうだ。

 

ゴリラなども

シルバーバックと呼ばれるオスのゴリラがいる場合は

地上にベッドを作るのだが

シルバーバックがいない場合は捕食者に対抗できないので

木の上にベッドを作るらしい。

 

アフリカといえども地域によっては

夜になれば15度以下に冷え込む。

 

チンパンジーのベッドは屋外にあるので

寒そうではあるが

意外と葉っぱには断熱効果があるようで、温かいのだ。

 

また

ベッドは前述したとおり

皿のような形をしているので防風の役目もあるようだ。

ただ、雨は避けることができない。

 

アジアの熱帯雨林に住むオランウータンは

屋根を作る。

一年中雨が降るのでそうなったようだ。

 

コンゴ盆地に住むボノボ

体の上に枝葉をのせて雨を凌ぐそうだ。

 

一方、

チンパンジーは何もしない。

 

雨が降ってもしばらく経てば止んで、晴れる

という気候がそうさせているのかもしれない。

 

また、

ベッドには防虫効果があるようで

スチュワード氏の研究では

自ら地面で寝た場合と木の上で寝た場合とで比較。

 

地上では20箇所以上蚊に刺されたのに対し

木の上では一箇所程度であったとのこと。

 

折った枝から出るにおいなどが

効果を発揮しているのかもしれない。

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チンパンジーを始め大型の類人猿はベッドを作って眠る。

ベッドで眠るようになったことで

大型の類人猿の祖先は認知能力の進化が促進されたという。

 

眠りの中でも

起きている時に近い脳波が見られることがある。

 

人では眠り始めてから約90分頃に現れる。

 

この時眼球は、素早くあちこちに動く。

これは急速眼球運動と呼ばれ

頭文字をとってレム睡眠と呼ばれる。

そうでない時をノンレム睡眠と呼ぶ。

 

睡眠中はこれらが交互に現れ

人の場合は約90分周期となる。

 

人が夢を見るのは

レム睡眠の時の方が多いようだ。

 

記憶に残っている夢は

おもに朝方のレム睡眠の時に見たものらしい。

 

ノンレム睡眠の時、筋肉の緊張状態は続いており

レム睡眠の時は骨格筋の多くが弛緩してしまう。