ミトコンドリアDNA
ルイ16世が処刑されたあと
わずか7歳にしてタンブル塔に幽閉されたまま、王位を継承。
10歳で病死とされているが、それは替え玉であり、
実際には生きていたとの噂もある。
後世に
「我れが17世である」
と名乗り出たものも多数。
なかでもよく知られているのはノンドルフという人物。
病死とされた遺体がルイ17世のものであったのかを確定するため
その心臓のミトコンドリアDNAを
ルイ17世の母であるマリー・アントワネットの毛髪、
マリーの姉の子孫であるアンナ・アントワネットの血液などの
それと比較調査した。
マリー・アントワネットとマリー・テレーズ王女、ルイ王太子(ルイ17世)
結果、
すべてに完全に近い一致をみた。
であるから
ルイ17世の10歳での病死は事実であると考えられる。
余談までに
前述のノンドルフのミトコンドリアDNAでも
調査を行ったが一致しなかった。
科学技術の進歩には驚嘆させられる。