進化
自然選択的現象は確かに起こっている。 米プリンストン大学の研究チームが1973年から継続的に行っている ガラパゴス諸島のフィンチ類の観察、 英アバディーン大学による1991年の ドミニカで行ったトカゲを使った実験など、 1980年代半ばで140例ほどの報告が…
2004年10月、 ヒトゲノム31億塩基対のゲノムの中に遺伝子、つまり、 読み出し開始コードと終止コードに挟まれ 特定のタンパク質を指定している部分は 21,787個しかないと発表された(ハエは20,000個)。 塩基数でいえば1.2%に過ぎない。 後に、空白と思われ…
生物の体はタンパク質でできている。 タンパク質はアミノ酸が多数連なったもの。 どんなに複雑で巨大なタンパク質分子も20種類のアミノ酸の 順列組み合わせだけでできている。 この20種類は地球上のすべての生命で共通しており 同じ共通の祖先から進化したこ…
ダーウィンの考えた進化とは種が完成を求めて洗練されていく進歩ではなく 環境ありき、のものであった。 環境に適応し、より効率よく生きることができるように変化していくことを 進化と考えた。 それが「自然選択説」である。 生存にとって有利な変異が受け…
地球がいつ生まれたか 古代、東ローマ帝国が栄えていた時代はすぐに答えが出てきた。 紀元前5508年である。 988年に東ローマ帝国が最終採用した、世界創造紀元暦の元年だ。 神による天地創造が行われた年である。 1600年代になると英国国教会が 紀元前4004年…