Oji’s 備忘録的 Diary

日々の読書からの備忘録です。

アントニオ・ガウディ

ガウディの最期

初期のガウディの建築は 現在目にする有名なものとは違い、もう少しシンプルなものであった。 サグラダ・ファミリア主任建築家の傍ら ほかの建物の建築にも携わったガウディ。 その人生は順調かのようにみえるが 実際には種々の挫折を味わっていたようである…

アントニオ・ガウディ

1900年前後、スペインが生んだ3人の天才画家がいる。 ピカソ、ミロ、ダリ。 いずれもカタルーニャを通って世界に旅立っている。 ミロはバルセロナ出身、 ダリはバルセロナから車から2時間ほどのフィゲラス という街、 ピカソはマラガで生まれたが14歳の時に…

サグラダ・ファミリア3

ガウディが弟子たちに残した重要な言葉の一つに 「人間はなにも創造しない。ただ発見するだけである。 新しい作品のために自然の秩序を求める建築家は、 神の創造に寄与する。 ゆえに独創とは、創造の起源に還ることである」 というものがある。 ガウディは…

サグラダ・ファミリア2

サグラダ・ファミリアは 7.5メートルと17.5メートルという数字が基準となり 寸法が決められている。 柱の間隔、大きさ、高さが それらの倍数となっている。 7.5メートルとは カタルーニャ地方では古くから歩測で距離を測るとき 1歩分をカーニャと呼び、75セ…

サグラダ・ファミリア1

アントニオ・ガウディ。 もっとも有名な建築物は、やはり サグラダ・ファミリア(聖家族贖罪聖堂)である。 サグラダ・ファミリア建設の主任建築家としては 実はガウディは二代目にあたる。 教会は未だに建築中であるが 初代建築家の描いた図面のまま建設さ…