アリの巣に住む、ほかの昆虫

一生の一時期、 あるいは一生をアリの社会に依存する昆虫のことを好蟻性昆虫という。 アリは攻撃的かつ排他的で、巣の防衛行動に長けている。 ということはアリの巣に入り込めば それは安全かつ豊富な餌にありつけるということである。 アリヅカコオロギはア…

昆虫の戦い

昆虫の戦いというと クヌギの木などの樹液に集まったカブトムシやクワガタを思い浮かべるが 実際にはそれほど頻繁に戦いは起こっていないことが分かっている。 カブトムシの場合、 戦う前の角を合わせた段階で勝負が決まってしまうことが多いようだ。クワガ…

アリ植物、アブラムシとアリ

「アリ植物」 植物は、アリにすみかを提供する代わりに ほかの昆虫からの食害を防いでもらう。このように、アリと共生する植物をアリ植物という。 東南アジアではトウダイグサ科のオオバギ族の植物が有名である。そのオオバギ族の大部分はシリアゲアリ族のア…

昆虫の暮らしのことについて

昆虫の中には社会生活を送る者もいる。 ミツバチ、スズメバチ、 蟻、シロアリ、アブラムシ、 アザミウマモクの昆虫に、社会性があることが知られている。 昆虫の社会性の例は、ミツバチやスズメバチのように 卵を産む女王蜂がいてその下に卵を産まない働き蜂…

昆虫の機能と形

機能と形。 生物の行動や形態にはほとんど無駄がない。無駄があるものは淘汰されていくからである。 一部を除き生物の形態には意味がある。近頃は生物模倣という、 工業製品に生かすという事業が活発になっている。ただし 昆虫の基本的な性質ともいえる飛翔…

昆虫の巧みな暮らし

家に住むもの。 有名なものはミノムシ。 ミノは住居でもあり、服でもある。 ほかにも水生昆虫の幼虫、 ハムシ科の甲虫( 自分の糞で家を作る) 、 ヤドカリのように家を背負う者もいる。 タテハチョウ科の蝶、 ハマキガ科のガの幼虫は 葉を綴って巣を作る。…

昆虫の生殖活動

昆虫の生殖活動は様々である。 蛙のような水生生物は体外受精でもって その場で相手に精子を受精させることができる。一方、交尾により体内受精をさせる生物では 配偶相手のメスが別のオスと交尾をする可能性が常につきまとう。防ぐ手段としては、交尾の後に…

昆虫の色、昆虫の恋

昆虫の色、生物の色彩の意味については ほとんど何もわかっていない。 人から見てきらびやかな生物も、自然の中で見ると目立たなかったりする。 タマムシの中には臭いニオイを出すものもいる。 ニオイを出す者の体の鮮やかな色は、臭いぞという警告であった…

植物と昆虫の戦い

植物と昆虫の戦い。 大部分の植物は、昆虫に対する防御物質を持っている。 現在我々が食べている農作物の多くは改良により そういった物質を減らしているが 野山に自生する大部分の植物は 我々にとって有毒であったり、 臭いがきつく食べられなかったりする…

昆虫の多様性

現在知られている昆虫の種類は百万種を超え、 既知の全生物の半数以上を占める。 昆虫は動物の一群、節足動物門 昆虫網という 分類に含められる。 地球上は昆虫だらけ。 体の特徴は大きく 「頭部」「胸部」「腹部」の3パートに分かれ、 足は6本である。 昆…

ガウディの最期

初期のガウディの建築は 現在目にする有名なものとは違い、もう少しシンプルなものであった。 サグラダ・ファミリア主任建築家の傍ら ほかの建物の建築にも携わったガウディ。 その人生は順調かのようにみえるが 実際には種々の挫折を味わっていたようである…

アントニオ・ガウディ

1900年前後、スペインが生んだ3人の天才画家がいる。 ピカソ、ミロ、ダリ。 いずれもカタルーニャを通って世界に旅立っている。 ミロはバルセロナ出身、 ダリはバルセロナから車から2時間ほどのフィゲラス という街、 ピカソはマラガで生まれたが14歳の時に…

サグラダ・ファミリア3

ガウディが弟子たちに残した重要な言葉の一つに 「人間はなにも創造しない。ただ発見するだけである。 新しい作品のために自然の秩序を求める建築家は、 神の創造に寄与する。 ゆえに独創とは、創造の起源に還ることである」 というものがある。 ガウディは…

サグラダ・ファミリア2

サグラダ・ファミリアは 7.5メートルと17.5メートルという数字が基準となり 寸法が決められている。 柱の間隔、大きさ、高さが それらの倍数となっている。 7.5メートルとは カタルーニャ地方では古くから歩測で距離を測るとき 1歩分をカーニャと呼び、75セ…

サグラダ・ファミリア1

アントニオ・ガウディ。 もっとも有名な建築物は、やはり サグラダ・ファミリア(聖家族贖罪聖堂)である。 サグラダ・ファミリア建設の主任建築家としては 実はガウディは二代目にあたる。 教会は未だに建築中であるが 初代建築家の描いた図面のまま建設さ…

恐竜のタンパク質

2005年、ティラノサウルス・レックスの化石から 血管や細胞が見つかったとの発表があった。 約6,800年前の化石、 この化石の鉱物部分をEDTAという薬品で溶かすと 中から数ミリの有機物の塊が得られた。 顕微鏡で調べると管状の構造と丸い赤血球のようなもの…

カンブリア紀の爆発

古生代、中生代、新生代。 地球の歴史区分で現在は新生代に属している。 中生代は恐竜の時代、 古生代は三葉虫のいた時代。 古生代の最初の時期をカンブリア紀という。 およそ5億4千万年前から4億9千万年前までの時代である。 カンブリア紀以前の地層か…

分子の進化

生物の形態の進化は 「ゆっくりと斬新的に一定な速度」でではなく 断続的に起こっている。 分子レベルでも進化は起こっている。 形態レベルでも分子レベルでも 進化の主なメカニズムは自然選択、その結果、 進化の速度はどちらも一定ではないと考えられてい…

恐竜のDNA

1990年になった時点で一番古いとされていたDNAは 1万3,000年前のナマケモノのものだった。 しかしこの年、 ナマケモノのものよりも1,000倍以上も古い2,000万年前の古代DNAが 植物のモクレンの化石から採取されたとの発表があった (アイダホ州クラーキア化石…

縄文人

古代DNA研究のスタートは 絶滅した馬、クアッガの剥製の皮から採取された筋肉から DNAを抽出するところから始まった。 タンパク質分解酵素を使い、細胞を分解し タンパク質を取り除き、DNAを取り出す。 クアッガは 体の頭側半分はシマウマ、 後ろ半分が馬に…

ミトコンドリアDNA

ルイ16世が処刑されたあと ルイ17世は わずか7歳にしてタンブル塔に幽閉されたまま、王位を継承。 10歳で病死とされているが、それは替え玉であり、 実際には生きていたとの噂もある。 後世に 「我れが17世である」 と名乗り出たものも多数。 なかでもよく…

ネアンデルタール人とヒト

ネアンデルタール人と現代人(ホモ・サピエンス)は 同じ人類ではあるが、種が違う。 大昔は 同じ時代に数種の人類が存在したこともあったようだが 現在はホモ・サピエンス(ヒト)一種のみである。 ネアンデルタール人とホモ・サピエンスの交配はあったのか…

地球外生命体はいるのか

宇宙は極めて精密に調整されている。 創造主か何により、微調整が行われているのか。 アレン・テレスコープ・アレイ(Allen Telescope Array) ●SETI観測が近年行われるようになったが 地球外にメッセージを送っても 地球外惑星からの反応はまだない。 地球外…

太陽系外惑星ハンティング

火星にかつて生命がいたという証拠として 紹介された隕石から発見されたとする微化石 <バクテリアの外鞘の微小な残骸> については、 さまざまな議論の末、公には認められていない(2011年現在)。 ほか、 火星生命に関する議論には結論が出ておらず、 決定…

火星にメタンが存在するということ

火星にメタンが存在する ということは 火星が生きている、または、生きていた ということを示す証拠である。 それはマイケル・マンマによってはじめて 場所と時間を特定したうえで確認された。 NASAによる火星探査計画が進められた(2011年時点)。 その計画…

火星には…

●火星には、生物が存在していた可能性がある。 ●生命は、火山の噴火によりもたらされる。 ●宇宙には、大量のアミノ酸が存在、 隕石に含まれるアミノ酸が、地球生命の生成に関係している。 Mars on December 2005